Y-Star「Special D-DAY」EP04(最終回)(8/21)

もうずいぶん前の放送なんですがすみません。触れない訳にはいかんなーということで、今更ながら取り上げます。Rainbowというグループのことを考えるとき、この「Special D-DAY」の最終回の出来事は、これからきっと何度も立ち返るだろうと思う。




番組最後の収録ということで、車に乗ったメンバーはぞろぞろ外に出てくる。そこで番組スタッフさんが各メンバーにささやかなプレゼントを渡す。(2:26-)

プレゼントは、キャップとかイヤホンとかほんとにちょっとしたもの。でもRainbowのみんなは本当に嬉しそうにしてる。公演が終わった直後に、少なかったであろうファンの声援にとても感謝するのと同じ素直さで感謝してる。

そしてウリちゃんの番。彼女に渡されたのは、ウリちゃんが番組の中で「PDさん買ってください!」って、カメラの前で愛嬌を見せたときの帽子だった。

このときのウリちゃんの涙が僕は忘れられなくて、もう何度も同じ場面をみてる。

Rainbowはとても「いい子」たち。でもともすればそこが、アイドルという夢を与える仕事にとってはネックにもなる。Rainbowの特異な「おしゃべり」の様態は、いわばドキュメンタリーの面白さであって、エンターテイメントとして一般性のあるものなのか僕は正直わからない。

でもね、そんな僕の心配を軽々と超えて、とにかく「応援しよう」って決心させるものが、このウリちゃんの涙にはあった。Rainbowは「いい子」たち。ただのいい子ではない。「”圧倒的に”いい子」たちが7人も集まったグループ。それがRainbowだと思う。