LOVE-1 FESTIVAL@千葉ポートパーク(7/30)〜前編

さて、ようやく現実に戻りつつあるので感想を。ゴーゴーサマーの甘い夢と雨の中にまだ半分くらい浸かっているけれど。そう、まだ目覚めさせないで、愛の懐の中へ私をずっと連れて行ってよ©オレのジスク...

入場まで

当日はAM8時から並びました。正直大して人が来ない”オイシイ現場”だと思ってたので、朝から並んでも最前列で見れると思ってたんですが大間違い!!!!w 徹夜がふつうだったのね。開場までこの列が4往復ぐらいしてました。隣り合わせた名古屋から来た大国男児ペン&ソシペンのJK二人と時折お話しながら、だらーっと待機。ピーカンな時間が少なかったのが幸いです。

客層は9割女性。FTIslandペンの方々が一番多かったようです。入場口でダッシュしていくJKと笑顔でバイバイして、ゆっくり歩いてステージへ。ステージの大きさが予想の半分くらいで拍子抜け。フェスなのに狭いっ!もうバカっ!最前ブロックの中盤まですでに埋まってた。始まるまでの小一時間、立ったまま眠りそうになるなどwこの時間が一番辛かった。

Supreme Team

トップバッターが彼らでよかった。記念すべき日本初ステージ。眠気をブッとばすパフォーマンス。すごいカッコイイ!彼ら目当ての客どころか知ってる人さえそう多くかっただろうに、初見の客を巻き込んでいく。ライブパフォーマンス力という意味では、初っ端にしてこの日一番だったかも。MCも全編韓国語ながら、ロミオ&ジュリエットやテンテンテンの掛け声指導もなんとなくやりこなしてしまった。息切れしながらMCをこなすサムディさんはバラエティの人じゃなかったし、センスくんがMCで言ってた「汗を出し切って帰るのでおまいらも盛り上がれ!」的な煽りが印象的。「死ぬまで呑む」「寝ないで遊ぶ」韓国人のエネルギーが詰まってた。

大国男児

昨年5月の「Seoul Train」以来見るテグンナマ。垢抜けたねー。MCは全部日本語だったんだが、カラムくんは話の抑揚やテンションが不規則でめちゃくちゃかわいいなにあの子!他のメンバから話の主導権奪ったのにすぐにグダグダとか自由だったw かわいいは正義。途中から大雨が降り出して雨の中のステージ。僕はカッパも着ずに濡れるに任せて見てたんだけど、雨の中で「ハレルヤ〜♪世界に雨が降っても ぼくらはfine day!」と歌う彼らを見て幸せにならない訳がない。彼らが若いってことがまた幸福なのよ。「Love Bingo」は幸福

RAINBOW

  1. A
  2. Sweet Dream
  3. Mach
  4. To Me

大国男児から降りだした雨は止まないままRAINBOWのステージへ。いままで”水”と絡むときは、必ず素晴らしいステージを演出してきた虹ちゃんたち。噴水前ステージや希望コンサート然り。そしてこの日、「雨の中のRAINBOWが見たい」という秘かな願いが本当に叶ってしまった。

幾分小降りになった雨の中で見た「Sweet Dream」。あまりにも美しかった。
この曲の活動中にジスクの母親が亡くなり、ジスク不在のステージが続いたこともあって、”Sweet Dreamはジスクの歌”というイメージが個人的にあるんですが、ちゃんと目の前にジスクがいてそこで歌ってる。映像だと地味な振付けという印象だったけど、生で見ると、儚く美しい歌詞世界のイメージに合った必然性があって、この曲にはこのダンスしかないんだと思った。冒頭で伏し目がちに歩いていくジスク、ウリちゃんを中心に7人全体が一瞬花開くところ、そして目を閉じて眠り込むトンボダンス。キラキラしてたのは雨に濡れたせいだけではなかったはずだ。

美しくてエロくてかわいくて優しい7人。”水”を媒介にすべてが一様に混ざり合ったところに、RAINBOWがいる。僕はこの日の「Sweet Dream」を一生忘れないと思う。雨の中でひっそり感涙したのは秘密な。

MCはすべて日本語。「ぴよぴよひよこ 末っ子ヒョニョンでーす!」「レインボーの天然ボケ スンアでーす!」の自己紹介に身悶えた。DSPの日本語対応おそろしい!ジェギョンはもちろん、ジスクも手に書いたカンペを見ながら一生懸命日本語しゃべってた。特にノウルは、必死で覚えた日本語の長文を「これセリフってバレてるよなー」「早く言い終わらなきゃ恥ずかしいよなー」という自意識が透けてみえた終始半笑いのテンパり様で、すんごいかわいかったw まぁでも、MCの時間は間延びしたかなと思う。KARAと同様にいくにしても、7人いるので時間かかるのよね。

最後の「To Me」は、周囲でも「おーえーおえおえ!」と一緒に歌うひともいて、そこそこ盛り上がってたんじゃないかな。DAISHI DANCEさんの曲は、大会場でよく映えると確信。かつ「To Me」はキャッチーよね。「Mach」まで歌った今まで叶わなかった至高のセトリ。ジェギョンが言った通り雨のあとに虹は出なかったけれど、日本で見たRAINBOWのステージのなかで間違いなく一番でした。応援もやり切ったよ!!!!経験を積むのはファンも一緒です。

INFINITE, ZE:A, MBLAQ

お目当てのRAINBOWが終わったのでひとまずメインステージから退避。夢から覚めないながら腹はへったので、シシカバブやサモサなど食す。虹ヲタの面々と感想など語り合いながら食ってる間にインピニ始まりそうになって、慌てて芝生の丘を駆け下りた。
この組のとき、雨は「どうにでもなれ」状態のどしゃ降り。さすがにカッパを着て見てたけど、集中力が切れてしまったので雨の中の風景をぼーっと見てました。インピニは「Be Mine」, ZE:Aは「Watch Out」, MBLAQは「モナリザ」がそれぞれライブ映えしてて良かった。ZE:Aの時が一番雨がひどかったんだが、豪雨のなかで「わっちゃ!」って両手を挙げるの楽しかったなー。「Watch Out」オレ大好きなのよw

4Minute, FTIsland

眠気がピーク。雨も上がり気温も上がったので、ポミニのときは木陰で瞑想してました。ソヒョンの「ありがとございましたー」という帰り際の声を夢うつつの中で聞きました(ごめんね)。
そしてFTIslandの出番になると、一面に黄色い旗が次々と掲げられ、まるで黄巾の乱!ペンの数はおそらく今回最大。FTはライブ慣れしてて会場全体を盛り上げてた。ホンギが「オレにもタオル一枚くれ」的なことを客席に言って、最初に投げられたタオルがあと少しで届かなかった。そしたら次々にタオルが投げ込まれ、果敢に遠投してる人もいてワロタw 旗やタオルを頭上に掲げてのロック乗りの応援は、踊ることに抵抗のある人にもやりやすいのよね。

FTペンの方々が思ったより多かったので大移動があると判断して、KARAは前で見ることに方針転換。次に備えました。


このあたりで一旦切ります。ニュース映像寄せ集めを見てお待ちください(後編へつづく)

LOVE-1 FESTIVAL@千葉ポートパーク(7/30)〜後編

すっかり日も暮れて涼しくなったなか、長ーいDJタイムを経てようやく最後の3組へ。大移動の流れに乗って端っこだけどすでに前方で待機。ヒント:列は縦には動かないけど横には動くんです。FTペンの人も長時間よく頑張ったよなぁー。お疲れ様でした。

キム・ヒョンジュン(リダ), 超新星

初リダ。暗くなった会場に、どこに隠し持ってたのか緑のペンラが次々と灯る。
SS501の活動が休止して以降も、ファンの魂は消えずに応援に来てる。そんな心境もあって、リダのステージはとても暖かい気持ちでみました。終始サングラスを外さなかった生リダは、タオル一つ投げ捨てる動作一つとってもわかるように、あらゆる動作に「かっこつけ」があって、だからこそ隙があってかわいかったし、ファンの前では絶対的にアイドルであろうとする毅然さがとてもかっこ良かった。なんかね、「ファンに愛されてるなー」ってすっごく思ったの。
FTからリダ、超新星の流れは、すごく晴れやかな気持ちにさせてくれました。大好きなアイドルがいて、ただただ好きで、そんなアイドルが自分たちファンのことをすごく大切に思ってくれている。たったそれだけのシンプルなプロセスの渦中で、”頑張る”ことがいかに幸福で素晴らしいことなのか。外部に立って「評価」するでも「オモチロ」がるでもなく、関係性の只中にいて「愛すること」の素晴らしさ。そこには人を動かす倫理の力がある。そんなファンが僕は大好きです。リダのステージと緑のペンラを見ていて思ったのは、そんなことでした。

KARA

いよいよ大トリのKARA。近くでKARAのステージを観たのは、去年のラグーナ以来。これがほんと素晴らしかった。

  1. Mister
  2. Jumping!
  3. Lupin
  4. Honey
  5. GO GO サマー!
  6. ジェットコースターラブ(アンコール)

近くで見るKARAのオーラは独特なものがある。生で、近くで見なければわからないこと。それは、KARAは泣きたくなるほどかわいいってこと!
Misterが日本語の「ミスター」じゃないことに驚いたというか、K-POPのFESということもあってか原曲があるものは韓国語ver.だったのも高まった。「Jumping!」「Lupin」の流れはライブを意識してか、スンヨンが「次はルパンで〜す」と言ってほぼ間髪入れずに続けて披露。誰だったか「ルパンの掛け声すごいですねー」って言ってたような気がするんだが、公式応援のことだったのかなー?
いつものK-POP合同ライブと違っていたのは、今回はKARAがアウェーじゃなかったことです。「Honey」の前のMCで、「一緒にやりましょう」的なノリで振り付け指導があったんだけど、けっこうな人が知ってて一緒にやってたり、僕よりちょっと後方からも知り合いじゃない人たちの公式応援が聞こえてきて心強かったりしたのよ。
そして一番聴きたかった「GO GO サマー!」。前方エリアなのもあるけど、もうね大盛り上がりww予想通りライブ向きのバカ騒ぎできる曲。というか、RAINBOW「Sweet Dream」に続いてこの日2度目の落涙でした。だってさ、サビのところで「ごーごーさまぁ!おっおっおー!」って不意打ちの合唱が聞こえてきたのよ。まさかの。前方エリアだけかもだけど、KARAの曲で、しかも一般向けのライブでは初披露の曲で示し合わすこともなく合唱が起きたことが、僕はめちゃくちゃ嬉しかった。これが「GO GO サマー!」の素晴らしさだと思う。
最後は、相変わらず絶好調なスンヨンを筆頭に、メンバーたちが「アンコールはないんですかぁ〜?」とか若干イラっとする感じで煽って(笑)、ジェットコースターラブ!!!!ようやく生で見れた。最初の待機のポーズのとき(たぶん)、ジヨンが「暑い〜」みたいな感じで手で顔をあおってたのかわいかった。ジヨンのポニテと前髪かわいい。ペンギンダンスの目閉じてるのめっさかわいいじゃまいか!wwwもちろん「好きだよっイェー!」は一緒に叫んどいた。

最後は花火があがって大団円。疲れたしチケ高いしK-POPでオールスタンディングの野外フェスってけっこう無理あるねとか色々あるけど、それ以上に良いステージ見れたので、ほんとに来てよかった。個人的には、示唆に富むフェスになりました。あとは、徹夜組のカミリアとも「ゴゴサマ良かったね!」「虹ちゃん良かったね!」って話をして、足と腰痛くて瀕死になりながら帰ったw