映画『ちーちゃんは悠久の向こう』初日舞台挨拶
仲里依紗ちゃんを見に行ってきました。映画の舞台挨拶って、実は初めての現場（！）です。
さぞ、里依紗ちゃんの猛者ヲタたちでムンムンモンモンしてるのかと思いきや、なぜか若い女性客ばかり。。うえっ！なんで(￣□￣;)!!ってムダに緊張したんですがｗ、モンちゃん役の林遣都（けんと）くん目当てのお客さんでした。８割方そうだったんじゃないかな。里依紗ちゃんにとってはドアウェイもいいトコ。立ち見も出るほどの盛況っぷりでした。
いやー、にしてもこの映画はある意味凄まじかった(´U｀;;
里依紗ちゃん本人の「サバサバした男っぽい性格」を信じて言うと、作品としてははっきり言ってヒドいです。でも、そんなこと言っても始まらないっていうか、いちいち評価してても楽しくないじゃん？って思うんですよ。そんなのは評論家諸氏に任せておけばいいんです。その点、この映画は「楽しむチャンネル」を変えればかなり楽しめます!!!
たとえば、里依紗ちゃんと遣都くんのバカップルぶりのこそばゆさとか、波瑠ちゃんの無理すぎる設定とか、堀部圭亮の２丁目的味わいとかいろいろあるんですが、楽しむ最大のポイントは、弓道部部長の高橋由真ちゃんの演技です。
ふつうに言っちゃえば下手すぎるんですが、それで片付けてしまうにはもったいない！！＞＜ものすごい味わい深さです。演出側も確信犯的にわかってて、「なぜですか？」「どうして〜なのですか？」とか絶妙なセリフを言わせたり、パピコ割らせたりして、あまり見たことのないキャラクターに仕上がってる。これを見なくちゃ始まんないですよ。
そして最大の見せ場は、「私はのっぺらぼうです」って言うシーン。心の中で思いっきり転げました。そしてこれが衝撃のラストのうす〜い伏線にまでなってるとは(o>▽<)ь!!
里依紗ちゃんの演技
里依紗ちゃんの役どころは、オカルト好きの好奇心旺盛な活発な女の子で、幼馴染のモンちゃん（遣都くん）をグイグイひっぱって行きます。キャラクターとしては『渋谷区円山町』の「いじめに気づかないフリをする女の子」に近いんですが、演技の階層が違ってるように思いました。
ちーちゃん役の演技は、とてもキャラっぽいっていうか芝居染みてるんだけど、その中にメタレベルも含みこんでるっていう演技をしてたように思います。別の言葉で言うと、単に「ちーちゃん」を演じるんじゃなくて、「ちーちゃんというキャラを演じている仲里依紗」を「さらに演じている」っていう感じです。
「楽しむチャンネル」って言い方をしたけど、実はこれは一方的に見る側が用意するんじゃなくて、この映画全体が「つっこみ待ち」っていうか、そういうチャンネルをあらかじめ用意して作ってあるように思ったんですよ。ネタが準備されてるっていうかね。
そういう意味で、里依紗ちゃんは、この映画によく合った演技をしてたんじゃないかな。
つかグダグダ言ってないで、「かわいいならかわいいって素直に言えばいいじゃん!!」ってちーちゃんに言われそうだから言っとくけどｗ、里依紗ちゃんすんげー可愛かった！！！！ついでに遣都くんも胸キュン並に可愛かったです(´U｀;;
舞台挨拶きたコレ!!
ちょっと書きすぎたので、舞台挨拶の話はちょこっとしか書きませんが、遣都くんが登場するなり、
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！
って凄かったです。
で、遣都くんのハニカミっぷりが可愛いのなんの。
遣都くんが好きなタイプを聞かれて、「元気で常識のある・・」ってもごもごしてたら、里依紗ちゃんがすかさず、「みなさんメモって下さい！！元気で常識のある人です！！」って噂に違わぬ男っぷりで惚れ惚れしました。で、この時の声が完全に「時かけ」の真琴ちゃんなんですよ！！！！超萌えたね。会場に向かって「にか〜」って作る笑顔もかわいかったなぁ。ちょっとベッキーだった。
感想としては、周りの女の子たちの反応見てて、そっか、芸能人ってこういう存在なんだよなぁって改めて思いました。僕ら（？）みたいに、本人とふつうに話せると思ってるほうが明らかにおかしいよね、と。なんかキモチ悪さに気づけてよかったですｗ
里依紗ちゃん話しやすそうな人だったから、いつか挨拶くらい交わしてみたいなぁ(*´∪｀*)←懲りません
