「2010 K-POP NIGHT IN JAPAN」@国際フォーラムA(10/29)

大韓民国体育観光部韓国コンテンツ振興院主催の無料招待ライブ。
うっかりチケットが取れてしまったので行ってきた。2階席の後ろだったので始まる前は終始着席で見るぐらいのテンションだったんだが、普段見れない人を見れて結果的に満足感たっぷりのイベントでした。まぁそうは言っても遠かったので感想も大雑把でいきますw


Teentop

みんな線が細い。思いのほかダンスの揃いっぷりが良くて感心。ZE:Aに較べたら全然少ないけど、ちゃんと歓声も上がるしファンがいることに驚くなど。フェミニンなチョンジくんとニエルくんが人気だったかな。自己紹介でそれぞれ名前を言うとき、語尾が「〜と申します」ってやたら丁寧なことが印象に残った。Teentop=若い渋味という認識に一役買いました(違

G.NA

なんかスゴいのかと思って期待してたけどダンス曲はさっぱり。2曲目「꺼져 줄게 잘 살아」でようやく歌を聴けたけど飛び抜けてスゴい訳でもなくソロ扱いなのが正直よくわかんなかった。んー緊張のせいかなー。でも、やたらかわいかった。テレビで見るとキツい印象だったけど、表情がふわふわしてて真逆の印象。そうだ!五少女の人!アイドルだったんだよね。

ペク・チヨン

圧巻。化物だと思った。声量や音域やテクニックの実力に裏打ちされた、声量や音域やテクニックに還元されない部分での表現力。「歌手:ペク・チヨン」としての姿にひたすら感動。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、「歌手」として生活してきた約10年の時間が、立ち姿や身振り、ひとつひとつの表情に全部あると思った。その発現の仕方の幸福さに涙が出る。遠い距離も無効になる。ちょっとスゴかったです。

チヨンさんは、エンターテイナーとしてのユーモアもあって、そこがまた好きにさせた。歌の途中で、客の「ペクチヨーーーン!」という韓国では普通にある合いの手に会場で一瞬笑いが起こったのね。バラードなので雰囲気が壊れてしまいかねない状況を、声を発した客に向かって親指を立てて笑って応えることで自分のものにしてた。また2階席の別の男性が放った「ペクチヨーーーン!」のコールにも、ステージ端に移動して、その声が聞こえた場所を見上げながら手を挙げてしばらく歌ってた。なかなかできるもんじゃないですよ。ファンになったのでCD買います。

T-MAX

リーダーのミンチョルさんの押しの強さがとにかく面白かった。「インタビューは全部自分が答えます!他のメンバーには喋らせません!」みたいな持っていきっぷり。キャラが立ちすぎてて他のメンバーの印象が全く残ってないよ!好きだわー。ミンチョルさん抜きの3人のメンバーが楽屋で喋ってる会話を盗み聞きしてみたい←

SISTAR

ようやくタソムちゃんの実在を確認。ふは!天使タソムちゃんをとうとう見てしまった。金髪はプリンになってたけどw Shady Girlの衣装もみんなかわいかった。遠目で見るとSistarってデカイのね。後で出てきた4minuteと較べると1.5倍くらいの印象。ヒョリンは風邪で調子悪そうだったけど、それでも踊りながらアレだけ歌えるのは立派。
一番驚いたのはソユちゃんの声量。ヒョリンとソユでセトリになかった英語曲歌ったんだが、ソユちゃんのためのステージ。声質の面白さと歌が上手いのは知ってたけど、あんなに声量がある子だと知らなかった。普段目立たないのは、たぶんオールラウンドに対応できる歌唱じゃないんだろうなぁ。Sistarとしてのバラードも生で聴いてみたい。それとアレだ。Sistarとは握手したいです...。

ソン・ホヨン

godの元リーダー(追記:リーダーでもなかった!サセン!)という認識しかなかったホヨンさん。ペク・チヨンが「歌手」としての身体を見せたとしたら、ホヨンさんは「アイドル」としての身体を存分に見せつけたと思う。素晴らしいステージだった。
最初出てきたとき完全にアウェイだったんですよ。メインの客層はZE:Aペンの若い子たちなので、びっくりする程反応が薄い。わかりやすく言うと2階席はほぼ着席。僕も最初は「アレ?そんなにダンス上手いって訳でもないのかーアイドルダンスよなぁ」と傍観してたんですが、ダンスブレイクのときマイケル・ジョーダンばりに長い舌を出して笑顔で踊り始めたあたりから、個人的にエンジンかかりました。完全に空回ってる時間のなか、ホヨンさんを正面から捉えた映像が無限鏡になってて、偶然にも”ひとり千手観音”が実現。こういう偶然を味方につける人はすごいアイドルなんです!唐突に腹筋を見せたりして僕の期待はかなり上がりました。

次のgodの曲での盛り上げ方はほんとカッコ良かった。体の隅々まで「アイドル」が棲みついた「アイドル」としての身体とパフォーマンス。

正直どんな曲だったのかは全然覚えてないんだけど、変形コサックダンスみたいなステップでステージ上を飛び回り、何度も客席に降りて最前のファンに向かって踊って歌ってハグをする。ステージの真ん中で胡坐をかいて座ったかと思ったらすぐさまコサックステップ!!!!同じく中央で寝転がったかと思ったら跳び上がってコサックステップ!!!!もうこの頃には、超アウェイでマイナススタートだった観客の温度を上げ自分のステージに巻き込んでいた。ホヨンさんが客席からジャンプして一気にステージに上がったところを見て完全にノックアウト。カッコ良すぎでしょ!!!!

僕がステージに立つことはないけれど、とても勉強になるステージでした。来年にパク・チニョン師匠と再び組んでCDを出す予定だとか。楽しみ♪

ZE:A

メインの客はZE:Aペンだったのがすぐにわかる大歓声。すごい人気。ZE:Aはゴツかった。アクロバティックな振りは大会場に映えますね。でもなんかよくわからんかったですスンマセン。

4minute

夏のラクーアのイベント以来3度目のポミニ。衣装カッコイイなぁというのが第一印象。ガユンのマイクがしばらく入ってなかったのが可哀相だった。最初に登場したときの歓声と客の関心をパフォーマンスによって持続させるのは難しかったよね今回。どんどん反応が薄くなるのも不憫だった。4minuteの日本展開はだいぶ難しいところにきてるのかも、というのが実感でした。
個人的にはシンサドンホレンイによる日本語オリジナル「FIRST」は、曲もパフォーマンスもわりと好きで一番高まったんだが(おしりペンペンダンス!...だけじゃないけども)、ポミニのエレクトロな曲調は、ああいう高級なホールで着席して見るには不向きだと思う。もともとJ-POPでさえ売れるジャンルではない音楽を、K-POPアイドル全般がそうであるように全方位(仮想的な一般大衆)に向けて展開していく方向性は難しいんじゃないかな。それこそAira MitsukiSaori@destinyを擁するデートピアと組んで何か企画したり、Unitとかの小箱でライブやったりコアな展開のほうが面白いような気がします。去年、KARAやSNSDでなく、2NE1やMuzikに反応してたのはPerfumeファンだった印象もあるんですよねー。
ポミニの日本活動、なんとか成功という形で実を結んで欲しいです。ソヒョン日本語頑張ってるし!ポミニファイティン!!!!

後記

ベテランすごいと思った。タソムちゃんと握手したかっ(ry