BUZZワンマンライブVol.3@渋谷BOXX

12/9 第一部13:30〜 第二部17:30〜


BUZZのことを書こうとするといつも言葉に詰まります。


この日のBUZZのステージを見終わった後は、「すげーよかった!!」「超楽しかった!!」「素晴らしかった!!」ってことばっかりで、それだけ胸に留めておけばもう十分なんじゃないかって思った。

でもそれは、BUZZのことを語る言葉をまだ十分に持っていないってことなのかもしれない。芸のないアイロニカルな態度がデフォルトな時代に、「いまどき」こんなポジティブで無邪気な力を見せてくれるグループってなかなかないんじゃないかな。「あーもうぜんぜん負けてる!完敗だよ!!」っていつも思う。んで「ありがとうっ!!」って思う。「ものすごい笑顔で泣きながら気持ちよく負けさせてもらった」っていうのが、この日のライブの感想でした。

クリスマスも近い時期に披露された新曲は、『甲子園球児』っていう季節感まったく無視のはちゃめちゃな曲だったんだけど笑、このときshukuさんが被ってたキャップが薄いピンクと薄い水色と白が配色されたもので、それプラス茶色がかった地毛のゆるパーマ、ショートパンツっていう格好だったんだけど、これはなんとうサトエリ・・・じゃなくて、なんとなく『アメリカン・グラフィティ』っていう大好きな映画を思い浮かべてました。

昼の部の最初のMCのとき、なちが興奮しすぎてすごい一生懸命に、そして早口で(笑)、ワンマンのことを3日も4日も続けて夢に見たって言ってたことが、1週間以上経ったいまも印象に残っています。BUZZのライブをそこまでたくさん見てきたわけじゃないけど、それでもこみ上げてくるものがありました。

「誰かが何かをすごく楽しみにしてて、そのことを思って夢にまで見る」。こんなシンプルな思いがシンプルなままにある。BUZZのことを書こうとするといつも言葉に詰まるのは、このシンプルさを前にして、気持ちを解いて、すがすがしく遊んでいられるからなのかもしれません。

素晴らしいライブありがとう!!!!