Perfume 〜ソックス フィックス マックス〜@渋谷AX(2/12)

家帰ってきて、というか一人で電車で帰る途中からやっぱり寂しいっていうか、悲しいような気持ちになってきて、いつも感想とか落ち着いてから書くけど、きょうは勢いのまま書いておきたい。いまのいまだけ一瞬思ってることかもしれないから。

きょうのAXのライブ、みんなほんとによかったと思ってるのかな?確かに、ゆかちゃんの前髪パッツンは可愛かったし、最初のシャンパンゴールドの衣装も、ピーターパンの緑色の衣装も(緑色大好きだし)可愛かった。マカロニの振りも「やわらかいよね〜♪」のとこで、二の腕ぷにぷにするのとか悶えたよ。ポリリズムフルバージョンも初披露で、あんまり気持ちよくて下向いてノってたら、フルバージョンやったことにしばらく気づかずにほんとんど振り見てないとかね、楽しかったことはいっぱいあった。のっちが「P.T.A入ってなくても、パソコンでそれ以上見れんくなるだけだし」とか、それなんてサンプル動画サイトって感じで笑ったし、かしゆかはグッズの靴下をモコモコするから嫌いとか言ってて、あ〜ちゃんもテレビは決まったことしかせんけぇ嫌いとか言ってて、身も蓋もなくて面白かった。


でもさ、Perfumeのライブってこんなもんだっけ?


やっぱきょうはトーク長すぎたよ。流れがその都度途切れるし、Prima Mixも短すぎて中途半端だった。トークも、かしゆかはハッチャケて攻めてて面白かったけど、あ〜ちゃんのテンポとか、のっちの間の悪さ(グダグダなのが面白いのは知ってる)がいい方向に転がってなかったと思う。

楽しく過ごせた人は、こんな文章読んだら気分を害してしまうかもしれない。申し訳ない。僕自身、客観的にきょうのステージを見れてたかどうかわかんないし、自分の気持ちのもって行き方が”たまたま”うまく行かなかっただけかもしれない。チラシの裏にでも書いて落ち着けって、その程度なのかもしれない。でも、見てる間に自分の気持ちがどんどん遠のいて行ったのは事実で、今までそんなことなかったから、そのことに驚いて悲しくなった。

Perfumeに求めてるものが大きくなりすぎてたのかな。僕は、Perfumeには「ゆるさ」なんて求めてない。結果的にゆるいのはイイけど、「ゆるさ」とか「これくらいの感じでちょうどいい」ってところを最初から目指して欲しくない。ウェルメイドなものなら他にいくらでもあるんだよ!?><

前にも書いたことあるけど、Perfumeにはいつも先を走っていて欲しいんです。Perfumeのライブを見ることで、その都度新しく視界が開けるようなギリギリのところでライブをやってて欲しい。いつも勝負してて欲しい。「ちょうどいい」っていうのはまだ早すぎるよ・・・。

「楽しかった」「かわいかった」って書いておけば済んだと思う。でもどこかでさ、その都度のライブが本当によかったのかどうかって判断しようとする視点がファンの側にないと、その先の停滞が目に見えるようで僕はすごく不安になるんですよ。別に難しく批評的である必要はなくて、面白かったなら面白い、つまらなかったらつまらないって、正直な感想は言ったほうがいいと思うってことなんです。彼女たちがライブ終了後にずっとそうしてきたように。


明日のファンクラブイベ、行く人は楽しんできて下さい。