拝郷メイコ&百瀬あざみ2マンLive「GARDEN」@四谷天窓(6/1)

はじめて聴く人、はじめてのハコ。
ぜんぜん知らないところに出かけて行くのはいつも興奮します。
ハコは小劇場によくあるような雰囲気で、基本コンセプトは「アコースティック」とのこと。女性のギター弾き語りをフィーチャーしたコンピレーションアルバムも出してるみたいです。

百瀬あざみ

この日が18歳さいごの日だという彼女。ふつうに実力のある人がコロっと出てくる。
かすかな気息性をもった声量のある歌声で、おそらく「癒し」という言葉と相性がよい感じでした。ギターもうまいしぜんぜん悪くない。好きな人は好きだと思います。ただ、ちょっと好みに合わなかったかな。すみません。。

あと思ったのは、やっぱ若いってこと。人それぞれに好みとか趣味があって、それはそれで大事なことだし無視することはできないんだけど、実力があるからこそ、自分の「趣味の範囲」から抜き出て欲しいなって思ったんですよね。それは「実力がない=趣味レベル」みたいな話じゃなくて、「個性」と「自分の趣味」はイコールじゃないってことです。一度「趣味」を置いたところで、なりふり構わず歌ってるとこを見たいなって思った。できる人だと思います。

(追記)
試聴できるとこありました!

拝郷メイコ

まずその佇まいに魅かれた。ギターを弾く姿とかしゃべり方とか動作とか、一見して「ああ只者じゃねぇーな」ってわかる。ガサツな感じだけどwまっすぐに澄んでる目が印象的。
マイクスタンドに、顔と同じ高さでストロー付のペットボトルが吊るしてあって、メイコさんはギターを弾きながら水を飲むんだけど、その動きが恋人にラフにキスをするような感じで、いちいちドキッとしてしまう??(゜Д゜*o)!!

そしてやっぱ良い声だった。声量がそれほどあるワケじゃないのは意外だったけど、サビの高音域で声量は落ちるのに、その落ちたままの声がすごく映える。驚くほど際立つんですよ。これは初めての感じでした。それにメイコさんの歌には「自律性」がある。ぱっと見で受ける印象にも共通するけど、「只者じゃない」って感覚と「自律性」の感覚はつながるよなぁって思った。

なんて言うんだろうなー、歌い手さんの「身体」と歌い手さんの「声」は、実際には切っても切れない関係で、ピアノ奏者と鍵盤、画家と絵筆のように、長い間の訓練と共にあるのは言うまでもないけど、歌声が「自律性」を持ってるって感覚は、その「身体」から「歌声」だけを取り出して捉えることができる感覚なのかなって、とりあえずは言えるかもしれません。その「自律性」を、メイコさんの歌には感じました。

あと、グライダーはやっぱ最高!気持ちよかった!!


アンコール後に、あざみちゃんの誕生日ということでシークレットでバースデーケーキ登場。ふたりで「少年時代」を歌って終了となりました。
あざみちゃん曰く「笑いのツボが浅い」客が多かったらしいww
トークも盛り上がって楽しめました。というか、こういう”シーン”もあるんだなぁって、Candyの歌を思い浮かべながらかなり気づくことがあって、勉強になってよかったです。

四谷天窓で女性シンガソングライターのギター弾き語りを聴いてる人たちが、表参道FABのCandyライブに来てもぜんぜん楽しめると思うんですが、歌ってる場所?のせいなのか、なかなか繋がらないのかもなーって、なんとなくだけど思いました。もったいないっ><


またいろいろ出かけていきますよー(」°∇°)
というか、おススメな人とかいたら教えてください!