もはや追いつけない自分のためのカムバック６組／そしてf(x)が凄い件
すっかりチェックをさぼっていたここ最近ですが、きのうのミュバンを中心に、おさらいしつつ概観していきます。
細かい捕捉点とか「ここを見てくれ！」とか、なんかアレば教えてください（他力本願）。
とにかくカムバラッシュ大渋滞！の様相なので、ぼくの独断と偏見で６組だけ紹介。時間ない／めんどい／ライトなファンです！というひとは、最後に取り上げるf(x)だけでもどうぞ。この１つの動画さえ見ておけば、今回のf(x)「NU ABO」の活動が、どれだけ異質で面白いかってことがわかると思う。
Wonder Girls - 2 Different Tears
長いアメリカ活動期間を経たワンガファンにとっては待望の国内ステージ。声援の大きさにちょっと感動。
ぼくがK-POPの話題を周囲で聞くようになったときに、最初に聴いたのがソニョシデとこのワンガでした。だから、韓国/K-POPのイメージとこの二つのグループのイメージは原体験のように結びついていて、いまでもずっと残ってる。1:01-のワンガ特有としかいいようのないダンスを見たときに、「あっ、ワンガ帰ってきたなー」って思った。それと同時に、2009年のガールズグループ旋風を体験してきた現在の女子グループの層の厚さも、意識せざるを得ませんでした。
ワンガで一番好きな曲は「I Wanna」。３部作はほどほどに好き。ワンガについては圧倒的に取りこぼしてる何かが絶対にある、と思ってここまできていて、この活動を機に何かとっかかりを見つけたいなぁと個人的には思っとります。オレ頑張れ！頑張る！
ちなみに僕の推しは、ここのブログの熱心な読者なら傾向と対策でわかると思うけど、ソヒちゃんです笑 80年代とらばーゆ感漂うソネも気になる。
⇒Wonder Girls - 2 Different Tears(MV)
4minute(ft. BEAST) - HuH(Hit Your Heart)
ミニ２集『Hit Your Heart』のタイトル曲「HuH」は、若手人気作曲家シンサドンホレンイの作品。「Hot Issue」「Muzik」や、同じCUBE所属のBeast「Shock」「Bad Girl」、そしてT-ara「Bo Peep Bo Peep」も彼の手によるもの。
んーーでもこの曲はいまのところそんなに好きじゃなくて、同じくシンサドンホレンイ作曲の「I My Me Mine」や、Secret「Magic」をシンサドンホレンイと共に制作したキム・キボム＆カン・ジウォンの「Highlight」*1のほうが、「Muzik」路線の今まで通りの4minuteっぽくて好き。後続曲はぜひ「I My Me Mine」でお願いします。とりあえずガユンの髪型はなんだ！あとソヒョンがラップ？映像ではそういう割り振りだけど本当なのか俄かに信じ難いｗ
乾いたワイルドな雰囲気。ヒョナがソロでやるときのイメージに近いのかなー。全体的に『北斗の拳』の世界観が思い浮かぶ。
MBLAQ - Y
Ｍカのカムバステージが好きだったのでこちらを。
Jtune所属でピさんがプロデュースしてるMBLAQ。今回けっこう好きです。まずね、初っ端なのステージなのにこのダンスの揃いっぷりとキレの良さは異常だと思う。マジでおかしい。曲だけでもけっこういいなーって思ってたけど（作詞・作曲はチョン・ジフン＝ピ先輩）、ステージパフォーマンスを見て目が覚めた。
ミニ２集『Y』収録曲のなかでは、冒頭のコントラバスが効いたウェルメイドなR&B曲、「What U Want」も好き。MBLAQは声質が好み。ピさんがコーラスも担当してるって聞いて「なるほど！」と思ったんだが、好きな声だなぁーって思ってたのジオくんの声なような気がしてきた。
Super Junior - Bonamana(미인아)
途中でマジックやって花出したり、各所で言われている通り「一世風靡セピア」を彷彿させるお祭り感とエンターテイメントを備えたステージがめちゃめちゃ楽しい。大人数のパフォーマンスを最大限に生かした振付も完璧なんじゃまいか。なんというリゾーム！こんなことできるの世界中を探してもSJしかいないと思う。
作曲は、SMエンタの大御所ユ・ヨンジン。SJ「Sorry Sorry」はもちろん、SHINee「Ring Ding Dong」や東方神起「Rising Sun」「Mirotic」、天上智喜「Girl Friend」など皆さんのほうが詳しいかと思います。今度こそメンバー全員の名前覚える。とりあえずキュヒョンさんが好き。マジックやるならむしろキュヒョンさんだと思う。
Davichi - Time, Please Stop(시간아 멈춰라)
ダビチのふたりの声は、５月の新緑を駆け抜ける風だと思う。ほんと爽やかで気分を晴らしてくれる。流行とは関係ないところで、ダビチの歌声は大好きです。イ・ヘリ（愛称：ダビチ右*2）のカメラ目線の中毒性も高い！ちなみに、向かって左側のミンギョンちゃん（愛称：ミンキー）は、デビュー以前からハラと友達なんだそうです。
⇒Davichi - Time, Please Stop(시간아 멈춰라)
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f(x) - NU ABO
さて、最後。ぼくが「ステージパフォーマンスは１分ぐらいで飽きるんじゃないか」って懸念してたf(x)のステージ。
ごめんなさい。ぜんぜん飽きませんでした。f(x)は大胆に予想を裏切ってくれました。
皆さんもう見まくってると思いますが、なかでも5/16に放映された「The M」のステージを紹介して終わりたいと思います。この２曲のステージはあまりにも素晴らしかった。
初披露されたアルバム曲「Me+U」では、ソルリが完全にハマっている。ショッキングピンクのスカートと二つ結びにした幼い印象の髪型、そして何よりソルリのキャラクターと曲調が見事にシンクロしてる。過剰にポップだけどどこかズレていて、変で、なおかつ少量の毒を含んだかわいさ。そんな「毒々しいかわいさ」がこの「Me+U」のステージでは完璧に表現されてる。
で、つづく「NU ABO」。「Me+U」の初披露に目がいって途中で視聴をやめがちなシチュエーションなんだが、むしろこの「NU ABO」のステージが凄かった。いまSMエンタが、f(x)で実験的でエッジの効いたことをやろうとしているのはアルバム聴けばわかるけど、現在のK-POP歌謡シーンに新しいものを投じたのはイヒョリではなく、まだ新人の部類に入るf(x)だった。
「NU ABO」のステージは、クリスタルのイメージが最も重要だと思う。冒頭の意地悪で小生意気な表情をうかべたクリスタルが、「ナオットケヨおんにぃ？」「ネクサラムルおんにぃ？」と歌うときの「おんにぃ？」のアクの強い声が、この曲のイメージを一瞬で決定づけている。そしてソルリが最初のソロパートで精一杯クドく歌うところもかわいくて大好きなとこ。8:02-でソルリとクリスタルが向かい合って座るところでドキドキしない男はいないし、後半にかけてのトリップ感のなかで聴く、茶髪になって断然かわいくなったルナのSM的なあまりにSM的なシャウトは、愚鈍な嫌味を軽く置き去り、あまりにも容易く快感に変わる。ああ！素晴らしい！
一時期のフックソングの流行から考えると、f(x)「NU ABO」はずいぶんと遠くに投げ入れられた布石に見える。韓国を真ん中として考えると、南アフリカあたりに気まぐれに投げられた原石に見える（実際f(x)はアフリカには行ってるが）。これがイレギュラーで終わるのか、また新しい流行を作っていくのかは今後楽しみに見ていきたいです。
⇒f(x) - NU ABO(100521 Music Bank)
⇒f(x) - NU ABO(100516 SBS Inkigayo)
⇒f(x) - NU ABO(MV)
ちなみに「NU ABO」のiPhoneアプリもあるよー
http://itunes.apple.com/kr/app/nu-abo/id371657597?mt=8
そのほか
ピ先輩は「Hip Song」、イヒョリ姉さんもチリバンで活動継続中で、両大御所とも依然活躍しているなか、2PMも「Without U」で活動中。さらに、CNBLUEもカムバし、もう一人の大御所ヒョニーことイ・ジョンヒョンも「Suspicious Man」で５月カムバ。つかRumble Fishもステージあるんだ！今回のアルバム『I Am Me』のなかでは「TOXIC」が好き。
After SchoolとSecretの活動も後半戦。いろいろ振り返って見てたけど、ASはいつの間にジョンア姉さん髪くくってるの！ちょうキュートだよ！好き！このステージセットもいいよねー。Secretは上品さを残した衣装のときが好きだなぁー良い活動してる（コレとかコレとか）。5/21のスケジュールにMnet Japanの収録があるって書かれてるけど、なんか来日フラグ立ってるの？あとだいぶ前だけど、E.viaちゃんもミュバンに出てたとか驚き。MV見て放送不可だとオレが勝手に判定したのにｗ
というわけで、ざっくり見ていきましたが果たして全部見るひとはいるだろうか.....？(´U｀;;
