KARA「ウィンターマジック」フルMV公開


もうねー、ひたすら「ズルイわー ズルイわー」という言葉しか出てきません。かわいすぎて卑怯。
だって、こんなMV出されたら「かわいい」って言うしかないじゃない..。
曲に関しては、さっそくiTunesで音源買ったんだけど..まぁ正直ヘッドホンつけて正座して聴く曲じゃないなと思いました。ゴゴサマと同様、ガソリンスタンドやコンビニ、商店街、カラオケ、ドンキホーテで、日本の冬の風景とセットで聴かなきゃいけない。SPEEDやdreamやSweetS等々、人によって思い浮かべる歌手は様々だろうけど、尺の長さも含めて90年代〜00年代の往年のJPOPという感じよね。作詞・作曲の磯貝サイモン氏が1983年生まれというのも納得。

とはいえ、MVでKARAが歌ってるのを見ながら聴くとうっかり泣けてくるから不思議。そうか、これがウィンターマji(省略)。ジヨンの歌唱力が上がってきてるのは韓国活動でも明らかだったけど、ニコルが日本語での歌唱でニュアンスまで歌えるようになってるのがスゴイ。ちょっとドキッとするのよね、ニコルの声。「だからぁーもうちょっとだけ待つよ アイラァブユー♪」の「だからぁー」「ちょっと」のトコとかね。

ジヨンが冒頭で歌詞をセリフとして言うのはもちろん、ニコルがプレゼントのクッキーをつまみ食いするところや、スンヨンが手編みの白のマフラーを頭に巻いて、直後にクローズアップになった時の前歯がかわいい。ハム太郎。ハラ「ねぇ」ジヨン「あ〜いぃしてるぅー」のコンボで、お父さんはちゃぶ台を引っくり返したよ。待ち人が現れたとき、ギュリが下唇を噛んだところで爆笑。ギュリ愛しいよギュリ..。

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日経エンタのインタビューで、DSP mediaディレクターのユン・フングァン氏*1は、「日本では日本の情緒に合うようなものを作らないといけないですから。最初はK-POPとして日本で認知されましたが、日本で支持されていくには、K-POPファンだけではなくて、一般の方々にも好きになっていただく努力をしなければと思っています」と述べている。*2『GO GO サマー!』『ウィンターマジック』は、そのディレクション通りだと思う。ただ正直、言わずもがなですが、楽曲的には尻すぼみになる一方です。

K-POPが異質なものとして日本に入ってくることを喜んだことは、遠い昔話として色褪せていくしかないのだろうか。異質なものが多少の変化を受けながら、異質なままスタンダードになる道だってあるんじゃないかな。KARAの5人の声質の良さとそのハーモニーの素晴らしさ、キャラクターの明るさは、国の違いを超えて普遍的な”ポップソング”を歌えるのに十分すぎるのに、非常にもったいないと思う。STEPが韓国語のまま、”あの”レコチョクで受け入れられた事実は、過小評価すべきじゃないと思うのよ。

作家は、日本人でも韓国人でも良い曲であればどちらでもいい。それはそう。またSweetuneでも良いし、イ・ジュヒョン氏や노는 어린이氏とか日本語曲作ってみて欲しい人はまだまだいる。RAINBOWの2ndにMachを選んだ気概があるチームでしょ。僕はまだまだ期待してますし、期待したいんですよ。ファイティン!!!

おまけ 「スッキリ!」出演


STEP活動からのギャップに慣れていないというか、まだ日本モードに完全に切り替わってない気がする^^;
ハラが「よだれ」という単語は知らない代わりに「くち みず」と答えてたのは面白かった。「愛嬌振りまきダンス」は卑怯!!!!ボーリング&水族館ロケが楽しみです。

*1:メンバーから”パパ”と慕われる人物

*2:2011.10月号 No.175,p75