今更ですがミニ4集『JUMPING』の感想

もう昨日から、タワレコでKARA『ガールズトーク』が手に入ってたそうなんだが、僕はこれから買いにいきます^^
書きかけで放置してたミニ4集の感想を「ガールズトーク」を聴く前に。

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冬のはじまりの白くて明るい曇り空の午前10時に、かわいい女の子が冷たい風を受けながら自転車に乗って疾走したり、別の子は散歩道の小川の水の光のキラキラを浴びながらのんびり散歩したりしてるんだけど、いつも頭上には澄んだ空気の空があって、スズメが飛んで、気持良くて、かわいい女の子はご機嫌になって進んでいく。
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「Jumping」だけ浮いてるけれど、全体を聴いて思い浮かんだのは韓国ではなく、日本の郊外の風景でした。

タイトル曲以外だと「Love Is」「Binks」が好き。ついで「With」。今回は「かわいい系」で揃えた佳曲揃いのアルバム。1曲単位で聴けばどの曲も凝った音作り。アルバム全体でどうって言う感想はいまどき流行らないのかもだけど、全体的にはちょっと平坦かなぁという気がします。前作ミニ3集『Lupin』程のアルバム単位でのコンセプト感は薄く感じるのよね。

つかね、ミニ4集のジャケ写自体はかなりカッコイイのよ。でもアルバムから受ける印象と合致しなくて、アルバム全体の印象は、タイトルもジャケ写もむしろ日本で発売予定の『ガールズトーク』のイメージに近い。『ガールズトーク』に合わせた選曲から、韓国語版を翻案したのかなってちょっと思いました。さっきも書いたけど、日本のニュータウン的な郊外の風景が思い浮かぶのよ。そしてSweetuneの「カッコイイ系」の良曲はRAINBOWがもらっている...!

「現代のスタンダードポップス」を作るのがハン・ジェホ&キム・スンスコンビの音楽家としての目的。「斜め上」や「エッジ」であることを求められていないことに、僕はKARAの強みがあると思います。直列ではなく、並列つなぎの魅力。僕がKARAの音楽が好きな理由のひとつはそんなところにあります。というか、いま韓国でこんなにかわいいアルバムをリリースできるのはKARAだけなんじゃないかな。KARAの立ち位置って韓国でも日本でも特殊よね。

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というわけで、出かけてきます。今日は晴れてよかった。