ボミの活躍,屋外のモラヨ,ウンジの歌唱 part.2


APinkのボミちゃんを知っているだろうか?
先週土曜日に放送されたSBS「百点満点」。「アイドル体育大会」シリーズ最終回となる第5弾は、APinkにとってはある意味事件だった。ファンの間では共有されていたボミちゃんの面白さが、とてもキャッチーな形で世間に知られることになった。そんな”ゴリラボミ”をまずは見ていただきたい。

ボミはこの一件で、”リラユン”(ゴリラ+ユン・ボミの造語)というニックネームがつけられることになる。









(via: fuckyeahchomi, a-pinkyeah)
ちなみにこの日のMVPもボミちゃんが受賞。
というのも、ボミちゃんの活躍はこれだけではなく、片足相撲の主将としても圧倒的な強さと存在感を示し、ドッヂボール対決でも最後の二人まで残る活躍。番組全部を観てるひとは少ないと思うけど、第5回大会はボミちゃんがMVPになるための編集だった。ボミちゃんの活躍に引っ張られるようにして、女性チームに限って言えば、APinkが主役だったのだ。なぜ”リラユン”が事件だったのか。それは”妖精ドル””オーガニックアイドル”と呼ばれるAPinkの清純イメージを崩して、より多様なものへイメージを開いたからだ。

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ボミちゃんの”あっけらかんさ”は、ほんと面白かった。
ゴリラボミの前に、ダチョウの真似をしたヘグンという子が完全にかませ犬になってしまったのだけど、「他に真似できる人いませんか?」的な司会:パク・ミョンスの問いかけに、新人らしい「前へ前へ」の精神で挑戦というよりも、おもむろに手を挙げて”あっけらかんと”ゴリラボミを披露することになった(2:08-)。ボミの披露の前にパク・ミョンスが「清純可憐の代名詞でしょう?(笑)」と言ったように、おそらく誰も期待していなかった姿だった。

テコンドー3段。ボミの格闘センス




テコンドー3段のボミちゃん。すでに前回の第4回大会で、片足相撲の実力を証明してみせたボミは主将に抜擢。今回はその”格闘センス”を十分に堪能できる戦いだった。
僕はアイドルに限らずその人が見せる/見せざるを得ない”体の動き”が大好きなので、こういう運動系の番組は大好物なんですよw ”体の動き”ってその人が身に付けてきたものや、もともと持っているものが、隠そうとしても隠し切れない形で漏れ出てしまう。”らしさ”が見えるのよね。
今回の一番の個人的名場面は、ボミちゃんとジヨン(T-ara)の戦いから始まる一連の流れ。まずすごいのは、そもそもボミちゃんは無駄な動きをしない。主将として戦況を見渡しつつ動く必要がなければ不動のままであり、かつ片足立ちの安定感も不動の印象を形作る。そして、同じくテコンドー有段者のジヨンとの一戦での、ボミちゃんの間合いの詰め方を見よ!この動きはアニマルプラネットで見たことがある。そして、一瞬で方向転換してボスのキュリに襲い掛かるセンスに惚れ惚れした。
3人を相手に互角に戦うボミや、圧倒的不利と見るやすぐさま相手の主将の首を取りにいく戦略に変える機敏さも見もの。最後にボミを倒すのは、合気道3段のチョロン(APink)というのも面白いw

そもそも「礼」が格闘家


(3:20-)
少し振り返ってみると、第3回でのソリとの相撲対決からすでにボミちゃんの強さはあった。
そもそも「礼」の仕方が空手や柔道のような格闘家のソレなのよね。ウェイトとパワーに圧倒的な差があるはずの、青春不敗でお馴染みのソリを相手に健闘していた。そして第4回大会の片足相撲個人戦では、パワーと体格で体当たりの勝負をして、圧倒的な強さを見せていたRaniaのティアを打ち負かす。

強いのにあっけらかんとしているボミちゃん。ボミちゃんの活躍だったけど、まだあまり知られていない新人グループのソレとしてみれば、すなわちAPinkの活躍でもあった。APinkのバラエティ力から今後も目が離せなさそうですw