KARA ch live OnAirを最後まで見た




















とっくに見終わっていたんだけれど、大好きなKARAがそこにいて、なんかもう消化するのが大変だった。カミリアの皆さんは、きっとそうだったんじゃないかな。
まずひとつ言えるのは、KARAの5人は、以前よりますます仲良くなっているということ。分裂危機や日本活動の経験がそうさせたのかどうかは知る術もないけれど、僕がKARAを好きになった頃に較べても、ますます5人の距離は近づいている。特に最近のスンヨンの、何か吹っ切れたような明るさに引っ張られるようにして、5人の重力の配置が動いているようにも見えるのよね。ハラ&スンヨンは言わずもがなだけど、最強童顔の話題のときにスンヨンがジヨンに「お姉さんきれいー!」って言って、ジヨンが「モラヨ!(知らない!)」と突っぱねるシーンも見逃せない。

KARA chのライブ中継で一番印象に残ったのは、ハラとジヨンがスケジュールを終え、抱擁したあとそれぞれの車に乗り込んでいったシーンだった。

5人はそれぞれ別のところに住んでいて、今はもうなくなってしまった5人の宿舎生活。

誰もが知るように、生計型アイドルの看板と宿舎生活の公開は、これまでアイドル”KARA”のイメージの中心だった。この数秒のシーンは、その宿舎生活が終わったことを示している.....はずだったんだが。僕がこの1時間15分に及ぶ映像を見て感じたのは、宿舎生活の不在よりも、これまでのKARAが宿舎生活と共に築いてきたイメージの持続性だったのよね。セルカとスッピンと部屋着とメンバー同士の戯れ。

変な言い方だけれども、たとえばそれさえあれば、KARAは宿舎生活を持続できるのではないだろうか。その上で、ジヨンが「オンマー!(お母さーん!)」と呼ぶ声を聴くことができるし、意外に乙女な壁紙とベッドのある部屋で愛犬を抱えたハラを見れるし、プリンターの上に時計が乗った味気なく飾らないスンヨンの部屋を見て、彼女が座る実用性重視のチェアに感嘆することができる。

カミリアやメンバーが合言葉のように使っている「KARAは永遠」という言葉がある。合言葉だから意味なんてわからなくてもよいし、これからだってわからなくてもいい。ただ、今回の映像を見て僕は、「KARAは永遠」という言葉の意味を、少しわかったような気がしました。