KARA「STEP」活動を見てきたよ〜中編

9/23 Music Bank(事前収録・本放送)

■入場まで
初日の夜は、Hottracksや教保文庫でダビチのCDや雑誌など必要なものを買ったり、チキン屋で青りんご味の緑色のドレッシングに驚きつつしながら宿へ。翌朝も宿近くのアレな場所を訪問して楽しみつつ、渋滞のなか昼頃にタクシーでKBS公開ホールへ。
到着するなり、KBSの入口で日本でお馴染みのお二方に出会ってびっくり!詳細はいずれ明らかになるでしょう!というわけで集合場所に行ってSJペンの数の多さに圧倒されつつ認証写真撮って、「あの体つきはダンサーだよね」とかニヤニヤしながら、再集合時間まで局内のカフェで軽食。収録現場はとにかく待機に尽きる。

徐々にカミリアも集合場所に戻ってきて、現場神の秘蔵ファンカムを見せてもらったり、現地で出会った日本人カミリアの方々と公式応援確認して待っていたら、今回顔を合わせたかった人のひとり、KARA公式ファンカフェの役員キム・ギョンオクさんとご対面。名刺を見せて名前を言うと「おおーっ!マンナソパンガプスムニダ!」と喜んでくれて、どうやら知っててくれてたみたい。KARA with Polarisの頃から見てたから、さすがに感慨深かったです。ギョンオクさんは、ファンの統率が素晴らしくて貫禄あり。手首に番号書いてもらって風船膨らませてさらに待機。


■事前収録
中に入ると、何度も映像でみた公開ホールに自分がいてしまっている非現実感があった。難なくKARAが出てきて、ワイヤレスマイクが入ったまま喋ったりするもんだからすでにかわいい。そして、ここで初めて目の当たりにすることになったのは、ニコルのファンに対する愛嬌の良さだった。収録前で集中してるし疲れもあるだろうしで、基本的にメンバーは振りや歌パートの確認をしてたんだけど、ニコルはファンの呼び掛けに応えて、投げキッスのような矢を射るような不思議な動作で、応援しに来たカミリアにジェスチャーで愛を投げていた。それがもうねー....めちゃくちゃかわいいの!

こういうとき、日本人のアイドルファンだと投げてきたものを「集めて食べる」みたいなリアクションをすると思う。でも韓国カミリアは違っていて、ニコルが投げてきたものを一生懸命「投げ返す」という動作をみんなやってた。些細なことだけど、こういうリアクションの違いに、アイドルを応援する姿勢の根本的な違いのようなものを感じたのよね。ファンの声は絶対にアイドルに届かせるものとしてあるのではないだろうか。

収録の合間に、一緒に行った日本のカミリアアジョシが「日本から来たよ〜!」ってことを韓国語で言ったら、韓国のカミリアが間髪入れず「韓国から来たよ〜!」「地下鉄で来たよ〜!」「歩いて来たよ〜!」とか口々にカブせてきてスゲー笑ったw

収録自体はリハを含めて4回程だったかな。本場の公式応援にガッツリ混ざって参加したんだが、揃いっぷりや声の大きさ、一体感が素晴らしくて、もう楽しくてしょうがない。翌日の現場でも思ったんだけど、公式応援って同じファン同士が一体感を得るのに非常に重要なツールだと再認識。日本でも公式応援が浸透したら、KARAにすごい声援を聞かせることができるのになぁ。

■本放送
昼食後に帰ってきて、まだ入れるかどうかわからないまま再整列して待機。なんか知らんがどうやら入れるみたいで、公開ホールの右側後方の一帯をカミリア席が占めました。
本放送中は、いつも気になってるカメラの動きをチェック。クレーン2台と中央に3台。ハンディカメラが随所で入る形。中央の3台のうち2台は、歌ってる人を単純に追いかけるカメラと、固定で引きの画を撮ってるカメラ。もう1台は不明。3台とも最前列の高低差のない場所で、しかもカメラの上下移動も少なく淡々と撮ってる感じでした。「なるほどミュバンの画作りの無造作感はこなへんにあるのねー」、と一人納得するなどw
Nine Musesの冗談みたいに大きく響くヒールの生音に感動したり、ホガク先輩の謎の人気に驚いたり、リミッターが外れたU-KISSスンヒョンの一人舞台に観客大喝采などありつつ(彼大好きよ!)、いよいよ1位発表の場面へ。


■1位発表
立ち上がって会場内のモニタを凝視するギョンオクさん。その表情と立ち姿が今でも焼き付いてる。あれはちょっと忘れないね。

そしてKARAが2週連続ミュバン1位!!!!!歓喜するカミリアが続々と通路に出て、少しでもKARAの近くへ行こうとする。KARAの5人もそんなカミリアを見上げて手を振る。もう何を叫んでいいかわからないけど、何かの声をKARAに届けたくてしょうがなくて、ただただ叫んだよ。シンドンやシスタと絡んだあと、放送には映ってなかったけど、KARAはしばらくの間、5人で静かに抱き合っていました。もちろんカミリアの祝福を受けながら。

最後は、ニコルが貰った花束をカミリアに投げようとしてた。結局は係員が止めて、係員が代わりに投げてたんだけど、最後までその場を離れるのが名残惜しいような感じだった。どんな1位も最高だけど、この日のミュバンの1位は特に印象深い1位だった。KARAが見上げた視線の先に、しっかりとカミリアがいたのよ。