KARA「STEP」活動を見てきたよ〜前編


というわけで韓国レポです。埒が明かないので適当に書き始めてみますw
台風の影響で当初の便が欠航になり、翌日の成田発に振替え。半日遅れでソウルへ到着。レンタルしたwifiの電源が入らなくて問い合わせるなどしつつ、ファミマでT-moneyカード買ってAREXで宿のあるホンデへ向かいました。宿泊したのは、『URAKARA』でKARAの合宿所として使われた「BeBop」というゲストハウス。懐かしの「ゆるふわ」「モテカワ」の場所ね。宿に着くなりもう時間がない!とのことで、荷物を置いてすぐにMカ観覧に向かいました。

9/22 M!Countdown(本放送)

■入場まで
17時少し前に集合場所に到着してまず一言。「アレ、カミリアいねーじゃん」。
少し待ってると、日本で何度か会ったスンヨンペンの現場神さんをはじめ、見知った顔が何人かやってくる。朝の集合時に手首に番号書いてもらってるので、みんなギリギリにしか来ないのね。というか平日なのに皆何やってるんだろう。韓国に短期留学中のカミリアさんとも合流し、しばし待機。
手首に番号を書いてもらってる方々が先に入場し、枠からあぶれた組は入れるかどうかわからないまま、もう少し待つ。各ファンの代表者が集められ、3組のうち2組しか入れないとのことで、じゃんけんで決める殺生な流れに!「カイバイポッ!」「ふぎゃあああ!!!!!!」わが現場神が勝利し、無事本放送に入れることに。現場神曰く「心臓がつぶれるかと思った」。いま思えば、この時から今回の渡韓のミラクルは始まってたよね。


■本番開始
直前に知ったんだけど、この日のMCはギュリ&ジヨン。ついてるわー。想像よりも一段と狭いスタジオに入場すると、すでにMC席の前にカミリアが集まっていて、いわばステージが2つある状態。ギュリとジヨンが袖からフラッと入ってきて、前列の馴染みの韓国カミリアとごく普通に会話しながら定位置へ向かう。日本でのイベント時が”ハレ”なら、いわば韓国での収録は”ケ”。KARAの平時の仕事っぷりというか、KARAが韓国でやってきた仕事の日常風景を初めて目の前で見た、という感じでした。やっぱリラックス具合が全然違うんだわ。あとクールね。

放送始まって、演者さんに集中したいんだけど、横のギュリ&ジヨンが気になってそっちばかり見てました。KARAペンなんでサーセンw ただNine Muses「Figaro」は見たくて、MC席と両方チラチラ見てたんだけど、ギュリ&ジヨンがフィガロのサビの振付けやってた。しかもうろ覚えで、無表情でゆるーく(この日のハイライトその1)。

数年越しに初めて見た生ダビチに、「これがダビチ右か...」と感慨に耽りつつ、ミンギョンの衣装が大事件だったので凝視してたら、イヘリが歌詞をとばしてミンギョンが苦笑いという本当の事件が起きた。客も、「え?本放送だよね!?」という感じでポカーン。先に書くと、すべての収録終了後、Mカ観覧に来た人たちだけのために、ダビチはもう一度フルで歌ってくれました。おそらく「プロとして中途半端なものを見せたままでは帰れない」という意志の現れなんだと思います。ダビチかっこよい。


■1位の場面
結果発表前は、KARAのメンバーは5人ともさすがに真顔。そして1位!!!!ってなったとき、観覧エリアの他のファンのお客さんはわりと後ろに下がってくれて一気に前に。日本と違って自然に入れ替わるのが心地よい。ほぼ最前列の2列目で、目の前でKARAの1位を祝える体験に頭真っ白。ニコルの「カミリア〜!」の呼びかけを聞いてしまったことが信じられなかった。ハラが日本から来たいつものカミリアに気づいて「あ、来てんのね」みたいな、可哀相な人たちを見る目をしたのが最高で、捌け際にニコルから爆レスもらった人を横目に見つつ、僕はデッカイ親指をはめたジヨンと、同じく親指で応答しながらお見送り。これが韓国の現場か...!


■終了後
1Fロビーに下りると、いつもの派手なカラアディクトTシャツを来た二人が取材を受けるなど。エクスワイア メキシコ版とか言ってる。僕もバックに仕込んでおいた1st Showcaseペンライトを撮影されるなど。地球の裏側までカラアディクトが知れ渡る日も近いw

というわけで、ソウルに着いて数時間で至福の体験。百聞における真実もあるけれど、百聞は一見にしかず、という意味での真実もやっぱりある。さすがに、やっぱ現場だなーっと思ったよね。





スンヨンとハラのイチャつきかわいかったなぁー

RAINBOW日本デビュー記念イベント@渋谷AX(9/17)

韓国レポを書き始める前に、もうほとんど書き終えていた9/17のRAINBOW@渋谷AXの感想を上げておきます。
最後のほうは、ソウルへ向かう飛行機の中で書いてたのよね。記録として、そのまま載せておきます^^

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ついこないだの出来事だと思って幸せな思い出に浸っていたら、もう4日も経っていたのね。
本当なら今頃はソウルに着いていたのに、台風のため欠航。明日(9/22)の昼頃に仁川到着です。そのおかげで、RAINBOWの日本デビューイベ&握手会のレポを書きそびれずに済むよ。

9/17のRAINBOWのデビューイベントは、ここ最近行ったイベントの中でも、最高に楽しくかつ幸福に満ちた現場でした。何より重要だったのは、そこにはまだまだ小さいながらも、アイドルとファンが一体となったムーブメントの萌芽があったということ。RAINBOWがこの先に売れる/売れないに関係のないところで、RAINBOWとファンによる歴史が始まったという感覚がありました。あの日の渋谷AXには、キラキラした”出来事”があった。


ライブ

予想を超える来場者のため、イベントは急遽2回まわし。男女比7:3で、男性に限っては若干年齢層も高め。北関東的というか、いわゆる広義のヤンキー層も多めで、KARAと同根のファン層から濃い部分を抽出したような印象。何度も言いますが、日本におけるK-POP受容を鑑みると、きわめて異質です。

1回目、2回目とも両方見たんだけど、レポ的な部分は飛ばして、2列目ジスクポジで見た2回目の感想を中心に書きます。これがほんと素晴らしかったのよ。

  1. A(日本語版)
  2. Gossip Girl(日本語版)
  3. Mach

RAINBOWのパフォーマンスをこんなにも近くで見たのは初めてだった。
間近の虹ちゃんたちのダンスを仰角で見ていると、今まで何度も映像で見ていたはずなのに、初めて気づくことがいっぱいあった。何よりもまず、7人全員ともダンス中の表情管理と観客へのレスポンスのスキルが異様に高い。特に僕はジスクを中心に見てたんだけど、「ダンスの振りは崩さないまま、観客へのレスポンスをダンスの振りそれ自体に織り込んでいる」、という印象なのね。
ゴシップガールの指差しや、Machでの顔を前に出して腰を回す部分は特にわかりやすいけれど、レスとダンスの振りの融合の内訳は、主に顔の微妙な角度と表情、視線の動きで成り立っていた。その融合のあり方は完全にスキルフルなもの。まずその技術に感動しました。
色んなK-POPアイドルグループを見たけれど、この印象はRAINBOWにしかないものだったのよね。大会場の合同イベで遠目に見るのとは全く違ってて僕自身も驚いたんですが、RAINBOWには接近戦に強いライブ力がある。これは今回最大の発見でした。今後も、比較的小箱(ex.赤坂BLITZ恵比寿リキッドルームetc)でライブが重ねられていけば、RAINBOWの接近戦でのライブ力の高さがわかりやすい形で伝わっていくと思うんだけど...まぁ規模的に厳しいかな。

終演後、妹分を見に来た前列のカミリアたちに、「なぜ生虹を見たひとが嵌っていくのか一発でわかった」、と言われた。うん、そういうもんなんだと思った。「優しくていい子たち」というRAINBOWを評する言葉は、言葉自体としてはとても弱いものであることは知ってました。でもそう言うしかなかったのよ。生で見て触れ合ってみれば一気にわかることだと確信していたから。

それにしても、男の野太い声が響く環境で見るライブがこんなにもバカで楽しいものだって、なんかしばらく忘れてたよww ジスクの「ひみちゅ、ひみちゅ♪」はスゲーかわいかったなぁ。あと重いイントロを聴いて、日本での2ndが「Mach」だと知った瞬間は感動で震えた。2ndでMachは、かなり”攻め”の姿勢だと思います。売れるかどうかはわからないけど、良い曲で勝負することに意義がある。そこには、誠実さがあると思うのよ。

握手会

1回目は1回だけ握手して、2回目に残りの握手券を投入。五反田ソウルトレイン以来の握手でした。

並びはジャケットと同じ色順。ひとり当たり1〜2秒で、一言ずつ。虹ペン7人で「レインボウガ トッスムニダ〜♪」「Are you ready? RAINBOW !!」とかメンバーと一緒にやって2周ほど遊びながら、それ以降は各人自由に握手。ほんとは全メンバーと均等に話したかったんだけど、基本的にテンパってて無理なので、大好きなジスクに絞って色々話しかけました。

ジスクに「ジブリ なにが 好き?」「んん?ジブリ!?」と意味が通じなかったとき、ほっぺたをぷくぅ〜としながら切なそうに両手を前に出して流される僕を見送ってくれたり、僕が首から提げていたペンライトを無言で掴んだり、「しつもんしてクダサイ。しつもん!」と身を乗り出したり、話を聞こうと顔と耳を近づけてくれたり等々、一瞬だったけど個人的な思い出が色々できました。まぁ全部は書きませんw

握手会を通して初めて知ったメンバーの印象のうち、最も面白かったのはユネちゃんだった。一言で言うと”隙”がものすごいあって、緩くリラックスして話せる雰囲気がある子なのよね。「疲れてる?」「いいえ〜 大丈夫でーす」と気軽に返ってくる感じ。あと、ウリちゃんのしとやかな雰囲気というか、誘い受けな感じも独特でした。RAINBOWのおばあちゃん担当は改めて納得。一方で、ジェギョンはものすごい疲れてたんだけど、それはリーダーとしての頑張りの現れだったよね。きっとそれは皆に伝わってたと思うよ。

最後のほうは、握手が終わったらまたすぐに握手の順番になって考える間がなく、疲れてるメンバーにも申し訳ないということで、残りの握手券を1回で使うから必要な分だけ話させてくれと交渉。最後の握手は、それまで言えなかったことを一人一人に伝えました。

ユネちゃんには、twitterを頑張ってることは皆に伝わってるよっていうこと、ジェギョンちゃんにはお花の企画のこと、ヒョニョンには冗談を期待してるということ等々を話しました。ジスクで粘りすぎて、いつも挨拶だけになってしまっていたウリちゃんには、「名前覚えます!おしえてください!」と言われ、ウリちゃんこんなにも優しいのに申し訳ないことをしたと反省しきり。ああ、ウリちゃんなんていい子なの!

ジスクとは、いつもありがとうっていうことを何度も話しました。なんか変なスイッチ入っちゃって、完全に中学生の体育館裏告白モード。もうなんかすみません..。僕は気づかなかったんだけど、隣のユネちゃんが僕らを指差したりして完全に冷やかしモードに入ってたそうです^^;

後記

外に出ると、みんな晴れ晴れした表情で待ってました。
蒸し暑さで汗ダラダラだったけど、すっかり陽が落ちて暗くなり、人もまばらになった会場で、いつものメンバーと握手の感想とか言い合ってすっごく楽しかった。そう...こういうのがしたかった。最後は、虹Tシャツ7人組で、ウリちゃん風というより、暴走族OB風の北関東な集合写真を撮って解散。これが傑作でほんと笑ったわww

これから現場が出来上がっていくだろうっていう感覚、出来上がっていく前の感覚。なんか上手く言えないんだけど、そういう雰囲気がすごく気持ちよかった。9/17の渋谷AXの夜は、明るくて、暖かくて、大好きな種類の現場の空気が流れてた。

売れても売れなくても、いつまでもこんな現場であって欲しいな。





韓国から帰ってきた


ご無沙汰しております。実は、9/22から9/25の4日間、韓国へ行ってきました。

目的は、KARAの「STEP」活動を応援するため。そしてRAINBOWに会うため。

結果は、ほんとに運が良くて、「M!Countdown」「Music Bank」「人気歌謡」のほとんどの事前録画と本放送を見ることができました。そして皆さんご存知の通り、KARAはすべての音楽番組で1位を獲得。トリプルクラウンという出来事をこの目で見てきました。メンバーを目の前にして1位を直接祝うことができたのは、これ以上ない幸福でした。なんだかんだ「STEP」と「Date」を合わせると、4日間で20回近くKARAのステージを見たのよね。23日は、ミュバンの後、夢にまで見たシュキラの生放送。何度もfancamで見た場所。ゲストはもちろんKARAの5人。

24日は、高速バスで2時間かけて、「ヨジュ陶器祭り」に出演するRAINBOWを見に行きました。そこでは、DC RAINBOW galleryの韓国虹ペンの皆さんと偶然に知り合うことができ、大変親切にして頂きました。最前列の席まで作って頂いて、そのおかげでジスクに発見され、とても驚かれました。その代わりにKARAのサイン会に行けなかったんだけど、それもまた運命。大袈裟に言うと、使命みたいなものもあったんです。

今回の渡韓は、非常に多くの出会いがありました。そしてほんとに色んな人に助けて頂いて、感謝ということを意識しない日はありませんでした。

個々の詳細はすべて書ききれないけど、少しずつレポを書き始めます。

  • 9/22 M!Countdown(本放送 ※MC ギュリ&ジヨン)
  • 9/23 Music Bank(事前録画・本放送), Kiss The Radio観覧
  • 9/24 ヨジュ陶器祭り
  • 9/25 人気歌謡(事前録画・本放送)

ああ...いま完全に燃えカス状態だよ!

RAINBOW「A」リリースイベントMINI LIVE&TALK SHOW@池袋サンシャイン噴水広場ステージ(9/14)

RAINBOWが噴水前で踊る姿は、おそらくすべてのRAINBOWファンが”生で見たい”と願ってやまなかった姿だ。何度も書いているけれど、RAINBOWと水の相性はいつも素晴らしい結果を生む。今回のサンシャイン噴水広場前でのイベントもその例に漏れず、祝祭感に満ちた素晴らしいイベントだった。

もうどんなふうに書いたらいいかわからないので、今回は韓国マナーのレポ風に書いてみます。
適当に読み飛ばしながら読んでくださいw

抽選まで

平日17時開催&9時抽選開始という厳しい条件だったけれど、僕には”行かない”という選択肢はありませんでした。だって、夢だったもの。大好きな虹ちゃんたちを、見たいと願っていた場所で見れる。こんな幸せなことってないよ。タクシー飛ばして早朝5時に現着。虹ペン仲間さんと「いやー来ても200人くらいでしょー」「抽選なんて余裕ですよ」とか、ジェギョンラブな尊敬する虹ペンさんの妄想話を聞き(流し)ながら待機。

予想は見事にはずれ、8時前には200人をとっくに超え、抽選の9時の時点で500人以上が並んでいたそうです。去年のソウルトレイン公演をはじめ、日本で出演した各イベントでの反応や空港送迎への参加人数を見ていたら、RAINBOWにこんなに人が集まるなんて、僕は全く想像できなかった。

抽選なんて形式上のものだと思っていたら、目の前で大量にハズレくじが投入されガチ抽選に。3〜4人に1人の当選確率で、ぼくは見事にハズレ。一緒に4時間待った虹ペンさんのうち、当たったのは二人だけでした。非常に残念。

ライブまで待機

予定では抽選当たってサクっと帰って、カメラとTシャツ用意して一旦寝るつもりだったんだが、すぐ戻らないと場所取りが不安なので結局待機することに。髭生えたまんまだよ!
ちょうど4年前の同じ場所で、Perfumeが「ポリリズム」のリリースイベントを開催したときも早朝から一緒に並んだ人と本番で見るポジションは大まかに決めていたので、焦らなくて大丈夫だと思って買い物やら食事やらでだいぶのんびり過ごした。

茶店でのんびりしてると、隣席の美人韓国人女性二人組が「写真撮ってくださーい」と話しかけてきたり、あまりに暇なのでボードを作ってると、これまた隣席の老夫婦が「それ字が違ってる」「これは意味が通じない」と添削してくれたり、通りすがりでイベントを知った韓国人青年がハングルと読み方を教えてくれたり、「ブログ見てます!」という方とお話できたり、なんだか偶然の出来事がいっぱいありました。

プ〜ちゃんさんが出来立ての虹色のリストバンドを抱えて戻ってきたので、すかさず撮影タイム!

しかしケータイの電池も完全に切れて肝心のイベント全景は撮れず。だって抽選当たって帰るつもりだったからさ...

3時くらいには、1F最前はサイドを含めて緩く埋まっていました。僕もそのぐらいの時間から定位置で待機。ステージ正面には、RAINBOWの7色をあしらった大きな幕が設置され、柱にはポスターも貼られる。4時を過ぎて、スタッフさんがヘッドセットを準備したり、マイクチェックをしている中に、司会の鷲崎さん発見。完全に溶け込んでいてリアルにしばらく気づかなかった。手を振ったりサランヘポーズもらったりでオレ満足。わっしー!フゥーっ!

開演時間の5時には、地階から3階まで各階最前列は埋まる盛況っぷり。客層は、男女比7:3ぐらいの感覚で、KARAと同様、来歴のわからない一般層という感じでした。隠し持っていたボードやうちわをごそごそと準備し始める人が増える。ジェギョンに続いてジスクが人気な様子。印象的だったのは、通りすがりのお客さんだと思っていた北関東感のある青年二人組が、大きなヒョニョンボードを掲げていたこと。僕なんかが与り知らないところまで、虹ちゃんは届いてるのね。

徐々に高まっていく緊張感のなか、17時きっかりにイベントが始まりました。


(source: RAINBOW Official BLOG)

「オレたちのRAINBOW」

大歓声のなかRAINBOWが登場。ほんとに、ほんとに大歓声で胸が熱くなる。今までどこにこんなにファンがいたのよww
登場したら、本人たちの仕切りでいつもの自己紹介⇒現在の心境を交えて挨拶。詳細はこちらにあるので読んで頂くとして、もうね、とりあえず驚いたのは、ジェギョンの足の筋肉がすごいの!太ももの裏の筋肉がくっきり割れてる!そして、テレビだと過剰にも見える投げキッスやサランヘポーズのファンサービスの所作は、実際にファンを目の前にしたときにその真価を発揮するということがよくわかった。

RAINBOWの良さを聞かれれば、楽曲の良さ・下品にならないキュートな”エロさ”・個性と没個性を揺れ動くグループの”群れ”としての面白さを挙げるけれども、何よりそのすべてのベースにある、RAINBOWのメンバー全員が”過剰にいい子”たちであることが僕は大好きなんですよ。ただのいい子たちではない。その過剰さが奇跡的なんです。

「日本に来て驚いたことはありますか?」の質問に、「はーい!ワタシ!」「ワタシワタシ!」「ワタシ!」と我先に手を挙げてメンバー全員がピョコピョコ跳ねる”群れ”としての虹ちゃんの不思議さや、そのときジスクが張り切って挙げた右腕の腕の反り具合のかわいさが完璧だとか、天井を見上げる勢いで上階の客に全力で手を振ってみせるジェギョンのリーダー根性に感動とかいろいろあるけれど、その中でも、RAINBOWの日本初単独イベントで会場中に響いた大きな公式応援の声は、今後の日本活動を占う上で、とても意義深いものだった。



今まで合同イベントでRAINBOWを見たときは、公式応援をやっているのは身内ぐらいで周囲の失笑を買うのが常だった。失笑どころか振り向かれてニヤニヤされるところまでがセットだった。それなのに今回は、誰のなんの呼びかけもなしに、「エイっ!エイっ!エイっ!エイっ!」の大合唱が聴こえる。これは映像を見て初めて知ったんだけど、「A A A A」のコールの前に、ジェギョンが耳に手を当ててそれを煽ってるのね(0:42-)。そして聴こえてきたのは、男たちの野太い声だった。

現場でも話してたんだけど、日本におけるRAINBOWの活動についてこのイベントを通して見えてきたキーワードは、


「オレたちのRAINBOW」


だったのよ。

日本におけるK-POPファンは基本的に女性が大半で、今まで男性の比率のほうが高いのは、唯一KARAだけだった。そこに今回、感覚的にはKARAより男性率が高い形でRAINBOWが加わった。男性の多さと、まだ手の届きそうな範囲にいてくれる距離感。それはまさしく「オレたちのRAINBOW」でした。ジェギョンが手を耳に当てて煽り、野太いコールに嬉しそうに顔をくしゃくしゃにしながら裾をまくり上げる姿は、そういう意味でとても象徴的な姿だった。

DSP Media マネジメント担当のチェ・ソンピル氏が語る、KARAよりもう少し手の届かない「あこがれ感」や、主なターゲットが女性ファンということ、基本戦略は”セクシー”だけど、あくまで女性目線の”セクシー”(cf.日経エンターテイメント 2011.10月号 no.175)というRAINBOWの戦略は、一見すると全く的外れに思えた。でも実際、こうしたイベントを目の当たりにして僕が感じたのは、「狙いは外れているけれど、偶然当たってしまっている」という”大量の誤配”の感覚だったのね。その”うっかり感”みたいなところも、RAINBOWの魅力になっていると思う。過剰にいい子たちのRAINBOWは、同時に”うっかりセクシー”でもある。

池袋サンシャイン噴水広場でのデビューイベントは、日本におけるRAINBOW受容の今後の展開を考える上で、とても重要なイベントだったと思うし、あんなにホームな感覚で虹ちゃんたちを応援できたことがとても嬉しかった。最高だったよ。噴水は上がらなかったけどな!(涙目

おまけ

虹ちゃんイベントにおいて、「誰々から手を振ってもらった」「投げキッスもらった」「サランヘもらった」等々の報告は、現場でもtwitterでも驚くほど溢れかえっているのだけど(それぐらいファンサービスが熱心なのね)、僕も性懲りもなくその一つを告白しておきます。

僕はジスクが大好きなんだけど、ジスクがトークの途中でくるっと振り返って、何度も指をさしてきてくれたのね。その後、ジスクが自分の前腕を挙げて「コレ、コレ」と指をさしたので、ぼくも腕につけた出来たばかりの虹色リストバンドを指しながら、ジスクと頷き合ったりした。ロックな男気を持つジスク。虹ペン仲間さんにだいぶ見られていたみたいで冷やかされるなど。その後も色々あったんだけど、秘密にしときます!オレのバカさ加減は温存w

というわけで、次は9/17のミニライブ&握手会のレポを書きますよー







(via: Visual Glow)

虹ちゃん活動を振り返るよ

きのう無事に虹ちゃんたちが韓国に帰って、約2週間に及ぶ日本デビュー活動が終わりました。韓国でもお出迎えのファンに迎えられたそうで一安心。
というわけで、個人的に現場つづきの怒涛の一週間を無事に終えたので、レポ書きを中心に振り返っていこうと思います。ちなみに、11日から始まった参加イベントをメモ。

  • 9/11 「K-POP COVER DANCE FESTIVAL in JAPAN」@新木場スタジオコースト(※KARA出演)
  • 9/12 「2011 BROWN EYED GIRLS 1st concert in JAPAN」@渋谷C.C lemonホール
  • 9/13 「RAIN CHARITY LIVE CONCERT IN 武道館」@日本武道館
  • 9/14 RAINBOW「A」リリースイベントMINI LIVE&TALK SHOW@池袋サンシャイン噴水広場ステージ
  • 9/17 RAINBOW日本デビュー記念イベント@渋谷AX


どのイベントも素晴らしかったです。11日のKARA出演イベも神イベントでした。
これに体調不良やKARAのカムバ1位も重なり、完全にキャパオーバーですよw 改めて、KARAの皆さんカムバ1位おめでとうございます!カムバ初週でミュバン1位には正直驚きました。得点差が600点くらいだったでしょ今回。ちょうど反映週のはずだから、日本からのHANTEOチャート反映分も無駄じゃなかったと思います。ほんとに。KARA関係は、また来週にでも改めてㅋㅋ

渋谷のRAINBOWの看板が増殖




















レコチョクでの着信ムービー週間1位につづき、ビデオクリップも2位という好スタートを切った虹ちゃんたち。
PVが突出して売れてるという謎の動きをしてますが、シングルの初動がどれだけ出るか勝負です。
虹ちゃんたちが喜ぶ姿をみたい。もうなんというか、ただそれだけです。

レコチョクでは、「A (エー)」のビデオクリップを昨日9月7日より配信開始し、本日発表のビデオクリップデイリーランキングにて、少女時代に次いで初登場2位を記録、8月31日より配信開始した着信ムービーは、9月7日発表の週間ランキングにて1位を獲得するなど早くもレコチョクの映像チャートで、RAINBOW旋風が巻き起こっている。
source: レコチョク




渋谷の交番前ビジョンでは、20分おきに2種類の「A」のプロモーション映像が交互に流れるようになっていました。
確認したい人は参考にしてみてください。
ちなみにセンター街では、15分おきくらいにT-ara「ボピボピ」(Japanese ver.)が流れてました。曲の印象付けという点では、街中ではボピボピのほうが目立ちます。対してユニバーサルシグマは、とにかく印象付けたいということなんだと思います。「注目するに値するもの」というメッセージが含まれてると思うんですが、強気の戦略がどう転ぶか腕の見せ所ですね。というかtwitterで触れたのでもう満足しちゃったんだけど、池袋噴水広場前でのデビューイベント開催ありがとうございますっ!!!!!ほんっと最高だよ!!!!!!!

Oha!4@日本テレビ(9/9)


みなさんとっくに見たと思いますが、この衣装はやばいいいい!断然この衣装のほうがいいです。飛び道具を隠し持ってたんですねわかります。ダンスの説明はジスクが担当することでほぼ決まりですね。
そしてこれはもうあえて言おう。なんというおっぱいだろうか!(くあっ

KARA ch live OnAirを最後まで見た




















とっくに見終わっていたんだけれど、大好きなKARAがそこにいて、なんかもう消化するのが大変だった。カミリアの皆さんは、きっとそうだったんじゃないかな。
まずひとつ言えるのは、KARAの5人は、以前よりますます仲良くなっているということ。分裂危機や日本活動の経験がそうさせたのかどうかは知る術もないけれど、僕がKARAを好きになった頃に較べても、ますます5人の距離は近づいている。特に最近のスンヨンの、何か吹っ切れたような明るさに引っ張られるようにして、5人の重力の配置が動いているようにも見えるのよね。ハラ&スンヨンは言わずもがなだけど、最強童顔の話題のときにスンヨンがジヨンに「お姉さんきれいー!」って言って、ジヨンが「モラヨ!(知らない!)」と突っぱねるシーンも見逃せない。

KARA chのライブ中継で一番印象に残ったのは、ハラとジヨンがスケジュールを終え、抱擁したあとそれぞれの車に乗り込んでいったシーンだった。

5人はそれぞれ別のところに住んでいて、今はもうなくなってしまった5人の宿舎生活。

誰もが知るように、生計型アイドルの看板と宿舎生活の公開は、これまでアイドル”KARA”のイメージの中心だった。この数秒のシーンは、その宿舎生活が終わったことを示している.....はずだったんだが。僕がこの1時間15分に及ぶ映像を見て感じたのは、宿舎生活の不在よりも、これまでのKARAが宿舎生活と共に築いてきたイメージの持続性だったのよね。セルカとスッピンと部屋着とメンバー同士の戯れ。

変な言い方だけれども、たとえばそれさえあれば、KARAは宿舎生活を持続できるのではないだろうか。その上で、ジヨンが「オンマー!(お母さーん!)」と呼ぶ声を聴くことができるし、意外に乙女な壁紙とベッドのある部屋で愛犬を抱えたハラを見れるし、プリンターの上に時計が乗った味気なく飾らないスンヨンの部屋を見て、彼女が座る実用性重視のチェアに感嘆することができる。

カミリアやメンバーが合言葉のように使っている「KARAは永遠」という言葉がある。合言葉だから意味なんてわからなくてもよいし、これからだってわからなくてもいい。ただ、今回の映像を見て僕は、「KARAは永遠」という言葉の意味を、少しわかったような気がしました。